You Set Me Free ～塩谷達也・美和レコ発live meets Bee芦原

【塩谷達也】

国際基督教大（ICU）教養学部卒。
黒人文化（African American Studies）研究のためにニューヨーク市立大留学中に、「こんなに上手にゴスペルを歌うアジア人は初めてだ。次は“君の歌”を聴かせてくれ」と言われ「自分の音楽をつくろう！」と決意、帰国後、大学の音楽サークル仲間を中心に「LOVE CIRCUS」を結成する。
吉祥寺・下北沢を中心としたライヴ活動が注目を集め、アルバム『LOVE CIRCUS』で、インディーズ・デビュー。外資系ショップを中心に好セールスを記録する。
'97年にソニー・レコードと契約、2枚のマキシ・シングルをリリースした他、メジャー、インディーズ合わせて、4枚のオリジナル・アルバムを発表。
スピリチュアルな歌声を持つシンガーとしてだけでなく、ソングライターとしての独特な世界観も、幅広い層から支持されている。
'99年から西武コミュニティカレッジで人気講座「塩谷達也のゴスペルワークショップ」の講師を務めるなど、バンド活動と並行して、ゴスペルの「紹介者」としても活躍。
'01年7月にはレーベル「GOOD NEWS」を設立、アメリカの第一線のR＆B/ゴスペル・ミュージシャンをオーガナイズし、7枚のアルバムをリリース。ゴスペル音楽の魅力とエッセンスを伝える作品は、コアなブラック・ミュージック・ファンだけでなく、幅広い音楽ファン層に受け入れられ、ロングセラーとなっている。
主宰するウェブサイト「Hush Harbor」はゴスペルに関する資料、情報として信頼度が高く、Yahooなどでお勧めサイトに選ばれるなど、メールマガジンと合わせて、既にインターネット上でデフォルトの地位を獲得している。
'03年秋には、それらの内容に加えて、ゴスペル・ブームからゴスペルの歴史、CD、クワイア情報に至るまで、対談なども交え、独自の視点でゴスペルにせまる「ゴスペルの本」を上梓。
'05年秋、初の2枚組ソロアルバムとなる『琴音』をリリース。
‘09年、夫婦での共作ミニアルバム「主の祈り」を発売。今年3月に夫婦でのファーストアルバム「YOU SET ME FREE」をリリース。

Official Web Site：http://www.hushharbor.net

【塩谷美和】

カナダに在学中、地元のジャズ音楽家からスカウトされ、ジャズバンドでヴォーカル活動開始。
帰国後、ゴスペル音楽と出会い、1999年に東京福生にある米軍横田基地内であったGospel Music Workshopをきっかけにゴスペル音楽指導を始める。同基地内の黒人教会員として10年間所属し、クワイアディレクター、ミニスターを務める。
日本各地の教会でのクワイア指導やワークショップ、コンサート、レコーディング、また海外宣教活動などを行い、病院や施設の慰問訪問も積極的に行う。
2000年から、Edwin Hawkins & Walter Hawkins によるミュージックセミナー、レコーディングに参加。その後始まったNYツアーではツアーミュージックリーダーを勤め、毎年多くの参加者とハーレムでのコンサートや、エイズキャリアでありホームレスのレジデンス「ハウジングワークス」への慰問、Donnie McClurkin師の教会やHezekiah Walker師の教会などにて特別賛美など、数年に渡り行っている。
またアラバマ出身のゴスペルグループ、Thanks Giving and Praiseと共に継続的に日本で公演を行い、2003年にはインドツアーに同行してインドの各地の教会や施設などでも公演を行うなど、その他多数の海外アーティストとも共演、交流が深い。
2001年に現在の池袋ゴスペルミュージックワークショップ（通称、池ゴス）の前身である日野ゴスペルワークショップを開始。
2007年に場所を池袋に移し、池ゴスが開始される。池ゴスには毎月日本全国から多くの参加が集っている。この池ゴスのYoutube映像がアメリカで話題となりアメリカの各サイトに取り上げられた。
他には、DVD「きみはきみらしく」（マックス・ルケード原作）のエンディングテーマソング。
2008年、ゴスペルシンガー塩谷達也と結婚。その後夫婦でCDを発表。
また、今夏に公開されたドキュメンタリー映画「GOSPEL」にも夫婦で出演している。

池ゴスOfficial Web Site：http://www.ikegos.com

【Bee芦原】

1986年、アイルランドの歌手・ロレイン・アンダーソンのバンド・メンバーとしてイギリスでメジャー・デビュー。
その後、R＆B、ブルース歌手として大阪を中心に活動。
1987年アメリカ・ニューオリンズの教会に居候中にゴスペルを知る。
2000年、自らのゴスペル・グループ「Everlasting Joy」を結成。
2008年度、「Gospel Award 2008」にてグランプリ受賞。
日本テレビ「世界一のShow Time」にゴスペル・グループとして初の出演。グラミー賞を3度受賞しているアメリカの「Sounds Of Blackness」との親交は厚く、リーダーのゲイリー・ハインズ氏を何度も日本に招いている。
2006年よりゴスペル教室「S.M.S GOSPEL CHOIR」開校。関東・中部・関西に40教室、300人の生徒に指導。

【吉弘千鶴子（バンド・マスター）】

野口五郎、沢田研二、松山千春、つのだ☆ひろ、阿川泰子など多くのミュージシャンと共演。
2006年より本格的なゴスペル演奏者としてスタート。
2009年にはアメリカの公民権運動でも有名なキング牧師生誕記念礼拝において日本人として初めて故牧師の家族前でソロピアノを披露。
2011年より大阪府池田市にあるチャーチオブプレイズインターナショナルの教会員となる。
最高峰の技術と信仰による演奏で神の愛を伝えると共に讃美の本当の意味を知るセミナーを開催している。